学生の頃に買って、ほとんど使うこともなく置物と化していたギターやベース。
この先も本格的に使うこともないし、部屋のスペースにも限りがあるし…。
ということで、楽器の出張買取を利用してみました。
- 楽器店に持って行くにはちょっと量が多く、そうするなら何回も行かないといけない
- お金になるかよりも部屋のスペースを空けることが優先
- けど出張買取って手間がかかったり手続きが面倒なんじゃ…?
そう思いつつ利用してみたところ、思ったよりも簡単に売却することが出来ました。
楽器を売却した結果
売却した楽器
- ベース 2本
- ギター 1本
- ベースアンプシミュレータ― 1台
- ギターマルチエフェクター 1台
計5点
すべて、2008~2009年頃に購入したものです。
楽器の状態については下の項目にて。
買取をお願いしたお店
イシバシ楽器 様
イシバシ楽器店さまの訪問買取を依頼した時のことを記事にしています。
買取金額
合計:18,600円
10年前に購入した楽器類が5点でこれだけの金額になりました!
楽器ごとの買取金額
- メーカー:Bucchus
- 型番:BOB-850EM
- 査定額:10,000円
付属のストラップを誤って捨ててしまったものの、市販のしっかりめのストラップに、ピンをロックピンに付け替えている状態でした。
想像以上に高額の査定がついて驚きました。
- メーカー:Ibanez
- 型番:GSR320-BKN
- 査定額:1,800円
ペグの辺りは少し汚れが付着していて、保証書も失くしていました。
しかしこの価格がついたので驚きました。
- メーカー:Cort
- 型番:MX200
- 査定額:900円
買取依頼前に弦を新しいものに取り換えたこともあって、値段がそこそこついてくれたかなと思います。
- メーカー:Tech21
- 型番:Sansamp VT Bass(正規輸入品)
- 査定額:4,800円
付属品から袋まで購入時のものだったのが高額買取になった理由と思います。
- メーカー:BEHRINGER
- 型番:XVAMP
- 査定額:1100円
付属品はチラシも含めて欠品なし。説明書・保証書に至っては袋を開けてもいな状態でした。
商品自体が安価なわりに査定が1,000円以上ついたのはそのおかげでしょうか。
申込から入金までにかかった時間
今回、出張買取申込から買取金額の入金までにかかった時間は、
7日 でした。
しかしこれは、間にゴールデンウィークを挟んだ結果です。
なので祝日が多く挟まる日程でない限りは、この半分以下の日数で完結すると思います。
申し込みから入金までの流れと時間
私が実際に出張買取を依頼した際の流れを記します。
これらは2021年5月に大阪にて利用した際の流れですので、現在とは相違する場合があります。
項目が多いので一番時間がかかります。所要時間目安:30分~2時間(査定を依頼する点数による)
最初に希望した引取り日時が通らなかった場合、担当者側から日時の提案があります。
それに対して、OKならそのように返信、NGなら別の日時を返信します。申し込みの時に楽器の情報を詳しく記入しておくと、メールによる日時連絡と同時に、査定予定の楽器について、買取となった場合の楽器ごとの目安の金額をあらかじめお知らせしてくれます。所要時間目安:メールの返信で数分
あと何分ごろで訪問するか教えてくれます。所要時間目安:1分以内
本人確認書類のコピーや、入金を振り込みで依頼する場合は通帳のコピーを、この時一緒に渡します。所要時間目安:数分~十数分
この時にその金額で納得すれば、そのまま買取が成立します。所要時間目安:数分
振込で入金依頼した場合は、指定した口座に入金がされます。入金された際にその旨の連絡はないので、自分で口座に入金があったかどうか確認します。振込の際の手数料は引かれず、査定結果の金額が100%入金されます。
集荷希望日について
ネットで申込時に引取りの希望日時を入力しますが、ここは深く考えすぎず素直に一番都合のいい日を入力しましょう。
当日中に引き取りをしてほしい場合は、当日中の日時を入れちゃってもいいと思います。
申し込み後に必ず受付メールは送られてきますので、その際に引き取り日時の希望がかなわない場合は楽器店のほうから他の日時を提示されます。
それで良ければその日時を受け入れてもいいですし、それ以外が良ければあらためて都合のいい日、時間帯を返信することで予約が取れます。
私が申し込んだ際は、1度そのやりとりを挟みましたが、申し込みの当日中に引取りの日時は決まりました。
売却前にしたこと
「売るならなるべく高く売りたい」
ということで楽器類の売却前に、なるべくいい状態で渡せるように
- 内容物のチェック
- 弦の交換
- 掃除
を行いました。
内容物のチェック
ギターやベースであれば、付属のストラップ、保証書などは確実に確保しておきたいところです。
その他にもソフトケースやクロス、ピックやレンチがセットだったりもするかもしれません。
なるべくすべて揃えておきたいです。
交換済みでも大丈夫かも
私の場合、ベースのストラップを交換しており、付属ストラップを処分していました。
ですが、査定の結果は「美品」と、最大の査定額がつきました。
ストラップの有無は査定に大きな影響を与えないのかもしれません。
もしくは、購入時のものでなくても、「ストラップが付属している」ということが良かったのかもしれません。
保証書がなくても
もう一方のベースについては保証書を紛失していましたが「美品」査定でした。
これに関しては理由がさっぱり分かりません(笑)
考えられるのは、発売から10年が経過したエントリーモデルだったから、保証書の有無があまり関係なかった、という感じでしょうか。
楽器店で中古で販売にしても、そのあたりが無視できるレベルまで市場価値が落ちているのかもしれませんね。
弦の交換
ギターの弦がさびていたので、交換してから査定に出しました。
ただ今回はこちらは不要だったかなと思います。
そもそもの査定額の最大値が900円と提示されていたので、ギター弦の購入価格でほぼ消えてしましました。
弦はそのままで査定に出したとしても、最低の買取価格が500円だったので、最大買取価格と弦交換の手間を考えたら、結果的にマイナスでした。
同時に出したベース2本とも弦を交換せずに査定に出して「美品」査定だったので、弦の状態は査定に大きくかかわらないのかなと思います。
掃除
これは楽器に限らず、買取に出すものにやることとしては基本ですね。
ペグ、ペグ付近の弦の直下、ピックアップ周辺などはホコリが溜まりやすいので渇いた布でしっかりとふきました。
他にも、ソフトケースについていたホコリも、掃除機で吸い取った後に拭き掃除もおこないました。
利用して感じたこと
ネットでの事前入力は少し時間がかかる
事前に査定を依頼する楽器の内容をネットで入力するのですが、項目を埋めていく作業は手間がかかるものでした。
型番、シリアルナンバー、購入年月日、購入金額、付属品の有無など、項目がたくさんあります。
すべてが必須入力というわけではありません。
ただなるべく空白を埋めたほうが恐らくは査定がスムーズに進むでしょう。
申込前にあらかじめ項目と、売却を依頼する楽器の詳細を確認ておくといいと思います。
受け渡しもスムーズ
訪問買取の担当者の方が家に来た際は、玄関先で全部楽器を引き取ってくれました。
今回、大物が多かったので一度では運びきれなかったのですが、担当者の方が家と営業車をわざわざ2往復してくれました。
とてもありがたかったです。
査定も早くて満足
昼間に楽器を引き取って頂いたのですが、その日の夕方には査定結果の連絡が電話できました。
引き取りしていただいた日は祝日で、店舗と並行して営業しているにもかかわらず速やかな連絡が頂けて、とてもありがたかったです。
入金も問題なし
出張買取の引き取り日がちょうどゴールデンウィークの初日でした。
そのため、ゴールデンウィーク明けに入金となる旨を、査定結果の連絡時に伝えていただいていました。
イシバシ楽器出張買取ページでは、「2営業日以内」と記載がありますが、平日での換算と考えたほうがよさそうです。
実際に入金された日は、平日のみで日数を数えた時の2日目でした。
注意点
楽器はすぐ渡せる準備を
出張引き取りには車で来られるので、担当の方は自宅の前に車を停めることになります。
都会であれば自宅前に長く車を停められる場所がなく、路上駐車になることも多くあると思います。
そのため、すみやかに楽器を渡せるように、準備は万端にして、あらかじめ玄関前に置いておくことが望ましいです。
同時に本人確認書類と振込先通帳のコピーなども忘れず準備しておくようにしましょう。
まとめ
この記事では楽器の出張買取を利用したときのことを書きました。
査定に出す前は、「すべて合わせて一万円弱くらいになってくれたら万々歳かな」と思っていたのですが、それを大きく上回る買取金額になり予想外の喜びでした。
購入したのが10年前、価格帯もそれほど高くない楽器でありながらも、これだけの金額がついたことには驚きです。
もし自宅で眠っている楽器があり、でも楽器店に持って行くのは手間だと感じているのでしたら、出張買取という手段は全然ありだと思います。
私は今回、イシバシ楽器店さん以外に査定を依頼してはいないのですが、他の出張買取業者なども調べて査定に出してみるのもいいですね。
楽器の売却を検討している方の参考になれば幸いです。