D-LOW,CODFISHを知らないにわかがBEAT X FES 2022に行った感想

YouTubeでおすすめに出たのをきっかけに、私がROFUを知ったのは大体半年ほど前。
元々ヒューマンビートボックス自体には興味はあったものの積極的に聴きに行ったりはしていませんでした。

しかしそのROFUをきっかけに彼らの動画をたまに見始めました。

そして先月、友人からSO-SO, sarukaniを薦められて、まもなくフェス開催のことも聞きました。
参加アーティストとしてD-LOW, CODFISH, spiderhorseの名を見るも完全に知らず
友人からは「すごいメンツ」とは聞きましたがその凄さもいまいち分からず、ライブまでにとりあえずD-LOWだけはGBBの動画を一度だけ観られたものの、あとは現地で初見という状態でした

そんな私ですが、今回のフェスはとても楽しかったし、これまでにないいろんな刺激をました!
にわかファンの感想を簡単に書いていきます。

感想まとめ

一番強烈に残った印象は、音圧の強さでした!

会場の音響、出力もあるんでしょうけど、口から出てきたとは思えないほどのズンとくるバス音が身体の中まで震わせてきます。
始終ブルブル震わされっぱなしでした。

そしてどのビートボクサーもハイクオリティなパフォーマンスを見せてくれたのですが、やはりD-LOW, CODFISHの二人は飛び抜けてました。

詳しくないので素人感想ですが、人一人の口から出てるとは思えないほどの音数、パーカッションと同時にエフェクト音やメロディ、歌まで入ってくるなんて、一体どんな声帯をしているのか!
そしてCODFISHは、アコギを持ち込んでの登場で、まずはマイクを使わず生声生演奏で歌を披露してくださいました。

どのジャンルであれ、世界クラスの人物のパフォーマンスを直に聞ける機会はなかなかないもの。
貴重な経験でした。

どこでそう思ったか、楽しめたかのポイント

オープニング

フェスが開始して最初は、YouTubeかの如く、ROFUの撮り下ろし動画がスクリーンに映し出されました。
数分間の動画で、開幕の宣言をいつものノリで行っていました。

途中音声が途切れるところもありましたが、ROFUの動画ということもあって会場からは含み笑いが 笑
トラブルにも関わらず会場の雰囲気が白けないのも彼らの人柄のおかげですね。

ROFU

YouTubeにはあがっていない楽曲を2曲も披露してくれました。

とりあえず覚えているのは、FUGAのおばあちゃんがサチコであることと、サチコはウニが大好きなこと!
そして、丼にお酢をたくさんかけたことです

これらの事柄を歌詞に起こした早口の楽曲はとても楽しかったです!

そして、オープニングに引き続き音声トラブル。
楽曲の音が流れない時間があり、それもライブだからとFUGA。
私はこんなトラブルの場面に遭遇することはなかなかないのである意味貴重でした。

CODFISH

上にも書きましたがまさかのギター生演奏でのマイク無し歌唱!
たぶん、レアですよね
パフォーマンスも素晴らしかったです。

私は初見なのでそれが自身の楽曲なのかわかりませんが、ステージ上で、スマホ片手に時折音を確認しながらパフォーマンスをしていたのが新鮮でした
観客もそれを容認して楽しんでいましたし、ビートボックス界隈のファンはみんなで色んな出来事を楽しむ能力に溢れているんだなと思いました。

D-LOW

登場の時となったとき、やはり一番の歓声が上がっていました。
声を出してはいけないフェスではありましたが、思わず声が漏れるほどのことなんですね。

ビートボックスは、一体どこから声を出してるんだと言いたいです。
一緒に行った友達と、「口は何個あるんだ」「声帯が復数なのか」とか、わりとちゃんと検討しました 笑

sarukani

私にとっての、ROFUに次いで2つ目のハイライトです!
ライブまでになるべく楽曲を知っとこうと思ってYouTubeで一番回数の聴けていた、『1,2,3,4』をやってくれて嬉しかった!
そしてビートボックスゲームも行ってました。
生で口から奏でられている音なのにリズムも安定していて、まるで打ち込みされているように思えるほどでした

やはりここがまだわからなかった、自分には早かったのかのポイント

resonanceやspiderfish

彼らは、正統派(と言えばいいんでしょうか?)のビートボックスの楽曲、パフォーマンスを披露してくださいました。
私は完全に初見です。

世界クラスの超絶テクを披露するD-LOW, CODFISHでなく、また多少笑えるところを提供してくれるROFUsarukaniでもない彼らのパフォーマンスは、周囲からは感嘆の声や拍手が起こっていましたが、にわかの私には感じにくい部分ではありました。

会場の雰囲気

会場のZepp OSAKA baysideは後ろまで人がいっぱいの満員でした

私達が整理番号1700番代でほぼほぼ最後尾。
後ろの壁に張り付いて見ましたが、それでも前の人の頭の隙間から覗かないと行けないほど。

全体的に若者が多く、20代くらいの人が一番多いように感じました。
しかしもちろんそれよりも上の年齢層の方も見かけましたし、小中学生の子もちらほら

みんなビートボックスが好きで、入場待ちの列でも、出演者についての会話が繰り広げられていました。

フェス頭の音声トラブルも笑ってましたし、ブーイングのようなことも一切ありませんでした。
3時間の長いフェスでも最後までダレることなく、出演者に歓声や拍手を送り続けていました

みんながこのフェスを盛り上げよう、楽しもうとしていましたね

参戦以降の自分の変化

ビートボックスをもっと知りたくなった

この日までROFU, SO-SO, sarukaniくらいしか聞いたことのなかった私ですが、この日以降、YouTubeなどでいろんなビートボクサーを聴いてみたくなりました!

また、SO-SO, sarukaniを教えてくれた友人は彼らのファンでもあって、私もまずは彼らの作品から聴いてみようかなと思います。

最後のまとめ


↑ 参加者全員に配られたうちわ

ビートボックス界隈にちゃんと触れ初めてから1ヶ月弱、そんなタイミングで大きなフェスに参戦できるとは思いませんでした。

そして、ちゃんと楽しむことができてよかったと思います。
にわかでも楽しめますし、それを揶揄するような風潮もまったくなく、むしろカモンな雰囲気でありがたかったです。
(フェス中「ビートボックス初めて聞く人ー」とオーディエンスが問いかけられ、私を含めてそこそこの人数が手を上げていました)

今後もぼちぼちビートボックスに触れていきたいと思いました!

ビートボックスファン歴が長い人にとってはもしかして気になる箇所があったかもしれませんが、ここまで読んでいただきありがとうございました。